3/8 ヘドンの言葉

滝ヶ平

2015年03月13日 12:55

まだまだホームの湖は釣りが出来る状態ではないので、その間は各地をウロウロしています。そしてようやく湖で落ち着いて釣り出来ました。
次の週には静岡からSOW君が来るので、その下見の為の釣行で、湖の状況を把握するのがメインです。去年の秋にはサーフからのヒラメ釣りでお世話になったのでこちらでも釣って欲しいですからね。

今回はなんとか3バイト2キャッチで良いブラウンに逢えました!




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湖で釣りする人は「風が吹いていないと釣れない」という人を良く見かけますが、それは表層の釣りしかしていない人のお話。人造湖の地形の多くは傾斜が強く、オフショアからのフルキャストで水深が30~60mなんてのは良くあることなので深場を探ることが必須です。
風が吹くと釣れるというのは、風によって水面が荒れて魚が天敵(鳥等)から襲われるリスクが低くなることはDNAに組み込まれていて魚自身は本能で知っている為、表層でのヒット率が高くなると僕は考えています。そして同じ考えの方もかなりいらっしゃると思います。
しかし深場に居る魚からすれば鳥等の天敵に襲われるリスクは無いので風が吹いていない無風状態も釣れるのです。ルアーの動きも渓流のように魚のスイッチを切らさないように早く動かさなくても、かなりゆっくりスプーンを巻くだけでも十分食ってきます。

深場を探るに当たって鍵になってくるのが「太陽光」だと思います。3月の極寒期には特にこの「太陽光」に加えて「水温」と「水色」の3つの条件が釣り易いか否かに掛かってきます。
それにプラスで考える要素がベイトの動き等も考えるのですが、水中の世界は僕達にはあくまで「想像の世界」でしかありません。しかしこの「想像の世界」がラインを通じて現実とリンクする瞬間を只ひたすら一日キャストして、キャストして得るのがたまらなく楽しいのだと僕は思う。


この日は朝6時くらいにスタート。午前中にますじろうさんにヒットしたブラウンは44㎝。18gのスプーンで底を探ってのヒットとの事でした。しかしながら僕にはバイトもチェイスも無いまま昼前になったので場所移動。移動した場所にはまだ先行者が居たので、昼ごはんのタイミングで上がって来ると予想して先に昼ごはんを済ませました。




この生パスタのフィットチーネが相当美味しい!茹で時間も短く、カルボナーラソースが良く合うんですね。このメニューは定番入り決定です。
ご飯を食べていると読みどおり先行者が上がってきたのでサッサと片付けてポイントに入ることが出来ました。




しばらくすると待望の太陽光が水面に注ぎ込み始めました。今ならヒットしそうだな~と思いながら水深40mからジャックガウディで底を取り直さず全層を探っていると水深約25m付近でヒット!トルクのあるグイグイと下に潜りたがるファイトからブラウン、もしくはイワナだなと確信しました。ランディングしたのは45㎝のブラウンでしが、体高・厚み・顔つきはその上のサイズの風格のある文句無い一匹でした。








長い冬を越えて、いよいよこの時期がやってきたな~と改めて実感。僕はこの瞬間のために生きている。そう言っても過言で無いくらいこのサカナツリという趣味が与えてくれる有意義な時間に感謝です。
今回のタイトルにもあるヘドンの格言にもこういうのがありましたね。

Not knowing the fun of fishing is like missing a half of your life's pleasure.
(釣りを知らないことは人生の楽しみの半分を知らないことだ)


釣りだけが人生の楽しみではないのは重々承知ですが、そう言いたくなる気持ちは本気の釣り人達は分かってくださることでしょう。だから僕は最近初心者と行く釣りが好きになって、もっと魅力を伝えたいと思うのかも知れないですね。

んで、話を戻しまして…

一匹目をキャッチして30分以内にさらに2バイト。ルアーは引き続きジャックガウディ。やはり太陽光が注ぎ込んでポカポカとしたタイミングでした。二匹目はブラウンでボトムから5m以内でのヒット、しかしサイズは32~33 cm程度。三匹目は中層でのヒットで40クラスのイワナでしたが、ランディング時に暴れさせてしまい寸前でのバラシ…。泣
この日の下見の為の釣行はここで終了しました。



この前の日にも別の場所で下見釣行をしていました。こちらも見た感じの状況は悪く無さそうでしたが、思うように連発できず、36㎝のアマゴ一匹で終了しました。もう少し、あと2~3℃水温が上がるとグッと良くなるようにも思います。




次回はいよいよ静岡伊豆のSOWくんとの釣行記をアップです。


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