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2014年04月23日

いのち

ちょっと前の9日のことですが、この日は夕方明るいうちに家に帰れたので、ちょっと確認したいこともあって1時間だけ家の目の前の渓流でロッドを振りました。家から徒歩1分のこの川は幼い頃からずっと通っているけど、水量も渓相も昔とは変わったなぁ…。
久しぶりにショートロッドを握り締めて、幼いころ一人でわくわくしながら河原を歩いたのは今も昔も同じです。
昔は釣った魚を誰かに見て欲しくて持ち帰っていたけど、たかが自分の自慢の為にたくさんの命を奪う事が辛く思う今日この頃。ちゃんと命を奪うなら責任を持って美味しく頂きたいし、食べる分だけ、必要な分だけ命を奪うのが理想です。
僕も昔はたくさん命を粗末にしたので、人に言う権利は無いけど、そう思うようになってからそういうシーンを見てしまうのは辛いかなぁ。
鱒は生きている姿が一番かっこいいし、ファインダー越しに見るのは生きている鱒の眼でありたい。死んだ魚の写真は僕は価値が感じれないといいますか…。死んだ魚の写真では鱒のかっこ良さは伝わらないですもの…。
いのち



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今日は1時間で8匹の小さな鱒達が遊んでくれました。昔の僕と違うのは持っているのが魚籠では無く、カメラになった事でしょうか。
もちろん時には魚籠をもって渓流にいくこともありますし、湖の魚は大変美味しいので、サクラマスはフライにして食べることが多いです。(それにサクラマスはストリンガーに繋ぐだけで瀕死になり、生命力が弱い為釣ったらすぐリリースしないと意味が無いというのもあります。)
全てリリースしなければいけないというわけではなく、食べるのもサカナツリの楽しみです。魚に無駄な死を与えないのが釣り人の使命かなと思いますし、命を奪う立場になる釣り人だからこそ色々考えることも出てきますよね。

いのち




僕は渓流では95%はリリース。(生きたまま持ち帰って自宅の池に放して飼育したりもします)
小さな川の中では魚も釣られやすく、資源も少ないため個体数が減るのも早いですし、やっぱり秋になれば産卵する鱒をまた眺めたいですから。小さな、美しい命をこれからも繋いで僕を楽しませてくれる鱒達がこれからも居て欲しいなぁと思いながら川を後にしました。


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